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健康になりたい全ての人へ –桜をみると思い出す–

桜をみると今の仕事についた事を思い出します

 

10数年前私は、声が出なくなりました。
突然聞こえてることに答えることが出来ないのです

 

目次

ママを襲った不調

ママを襲った不調

今なら知識もあり情報もありますが、当時は原因もわからないまま。
当時は今よりはるかに忙しく飛び回っていました




初めて心療内科に行きました。
薄いピンクの桜が満開の桜並木を
夫と駆けつけてくれた義父とまだあどけない娘と歩いたのを覚えています

この時処方された薬をみて
これはきっと飲まない方がいい薬だと思いましたが、
一日だけ飲んだ記憶があります

翌日から娘をつれて私は実家に帰りました

家族みんなの対応の素早さが私の異常な様子を物語っています




娘はまだ二歳半

娘の名前も呼んであげられない

ありがとうも言えない

返事が出来ない

ごめんなさいも言えない

作ってもらった食事を美味しいって言えない

心配しなくていいよって言えない

おやすみなさいと言えない

おばあちゃん先生との再会

おばあちゃん先生との再会

実家に帰った翌日くらいにとても気分が悪かったので
私は近所の小さなお医者さんへ行きました。

私が子供のころずっと行ってた町の病院

すっかりおばあちゃんになっていた先生

「あー○○さんとこのお孫さんやな」
「あっこちゃんかぁ」
「あんたどないしたんや。こんな薬飲んで!」
「あかん。これはあんたが飲む薬違うで」


心療内科でもらった薬を握りしめていた私に、おばあちゃん先生が言いました。

涙しか出ない私に
「あんたは寝なさい」
「寝ないとあかんで、そういうタイプやねん。」
すっかり中年のおばちゃんになった私に
まるで小学生に語るように手をぎゅって握って言ってくれました

ずいぶん
衰弱していたらしく点滴だけ打ってくれました

その間ずーっと横で
まるで子守唄を歌うかのように、私の横にいて語り掛けてくれました。
優しいし、強いし、安心感がありました。

それから数回おばあちゃん先生のところに行きました。

大量のカルテ観て「この子なー・・・」「この子はえっとなー・・・」って
一生懸命患者さんを想われてる姿をよく覚えています。
点滴打つたびじっと見てくれていました。

「私まだ死なれへんねん」って80過ぎたおばあちゃん先生は笑っていってました

私はそこから眠るようにしました。薬は飲まずに
そしてみんなのサポートのおかげで
数カ月で私は回復して話せるようになりました。

不調を通して見えた「自分の生き方」

不調を通して見えた「自分の生き方」

感動的にこの瞬間を語りたいところですが、
このころの前後の記憶が実はあまりないのです

いつの間にか話せているな・・・でした

なんと
私の不調はこれより前もあったのです、、、
腰痛 頚椎ヘルニア、脱毛症
極めつけがこの声を失ったことでした。怒涛の体調不良攻め


元に戻れば、喉元過ぎれば・・・で、
元気な生活に戻るのですが、
さすがのこのころから私の精神状態は以前とは違っていたのでしょう、
ものの見方が変わってきます


数年前私はアドラー心理学について学びました。
「アルフレッドアドラー」とは、
19世紀のオーストリア出身心理学者で、神経科医です。
フロイトやユングとならぶ心理学三巨頭の一人です。
私が病気になったのも自分で選んだ道だと思える内容も学び、
それだけではなく、
自分がいかなる時でも幸せになれることも確信が持てるような事を学ぶことが出来ました。
「人は過去の原因に突き動かされるのではなく自ら定めた目的に向かって動いている」
もし今お困りのある方はどうぞアマゾンでポチっとしてみてください



生徒さんにはここから先の話はたまにしていますが、
ここまでのカミングアウトするのは初めてですね。
なかなか勇気がいりますね、自分の過去をさらけ出すの、、、


皆さんに負けず劣らずの不健康でした(笑)

ここでね
ま~、ようやく転機が訪れます
いわゆる「ゾーン」ですね



私は「健康」に生きること!はいそれ!・・・とね
「気づき」が起こったわけです



びっくりするやら、あっけにとられるやら、
あとのことは全くどうでもよくなるんですよ

私の求めてるものは、美や富やそんなものだと思っていましたよ。
なんか流行りものとか好きだったし、見た目重視だったし

ようやくです、散々体痛めるだけ痛めて・・・
「健康」ってあんた・・・

しかし
全く疑う余地もなくです
はいそうですよ。健康・・・だけでいいですとなったわけです

わたしの考える「健康」

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さて
そんな私の
「健康」方法たるや・・・
いかにも前の文章を見たら、
薬はだめです、
いいドクターに出会いましょう的に見えるかもしれませんが、、、




そんな事言わないです。むしろ言いたくないかも

私の中ではそうではないのです

私の場合はこのような形で健康になろうと決めたから健康なだけです。

ですから、方法は何でもいいんです。




もちろん知識も増えたし、
沢山の生徒さんとセッションしてきたので今は様々な方法を提示しています

ですが
方法ではなく「決断」だと思っているので
東洋医学でも西洋医学でも、タバコ吸っても、
ビーガンでもなんでも私にしたらOKなわけです。
(誤解がないよう「健康」についての話ですよ。)
あとはアイデンティティの問題だと思うので、
私の好きな方とかアイテムをお伝えしてるのはあると思うのです・・・
私はタバコも吸わないし、
できればジャンクよりオーガニック派ですし、レトルトは出来るだけ避けていますね。
でもフライドポテト好きだし、お肉も食べるし、地球にやさしくないし・・・とか




わたしはお医者さんじゃないわけで
治療は出来ません

ですから一人一人にマッチした方法を一緒に探すお手伝いをするのしかないです。
病院だって紹介することもあるし、漢方の先生をご紹介することもあります。
スピリチュアルな話もするし、諸々です。言ってることめちゃくちゃです。
だって探すの大変なんです。
その人にとって一番いい方法を絶対見つけようと思ってるから。
エッセンシャルオイル使えって言ったりやめろって言ったり・・・
クライアントのスイッチ入れることが一番大事だから探すんです一緒に

ついおせっかいやくし、関西のおばちゃんは黙っておけないという・・・


私は癌でもないし、命に係わる病気ではないから、
もしかしたら、大げさに書いて反感買っちゃうかもしれませんが、

いつもこの季節になると、桜を見るとそうやって思い出すので書いてみました
初心に戻ることが出来て、人に寄り添う気持ちをチャージ出来る気がするんです

「健康でなくてはならない」ではなく
心から「健康に生きたい!私!」って思った瞬間
もう健康になったんです。私はそう思っています

ヨガへの想い

そこからヨガを学びはじめました。


きっと「ほんならヨガでもせーよ」って神様が与えてくれたんだと思っています

ヨガやったら健康になったんじゃなくて
健康になりたいって決めたことで、
手段(ヨガ)を与えてもらえたんじゃないかって思ってます


しかし
この健康をテーマに10年前に伝えだした頃は、まだまだ世間の風は冷たく
「健康」って、へへへ・・・です。ダサいみたいな。
「ヨガは痩せるんですか~」の連発連打。

「そんな細かい健康の事気にしてたら生きてられへんやん・・・」
という意見が多く圧倒的敗北感を味わうわけです。



恐らく使命じゃなかったらブレてたんじゃないかな、、、
あくまでも軸に「健康」があったからここまでこの仕事をやってこれたんだと思います。
ほんとね
何度もぶった切られたこともありますよ。
「40過ぎたおばはんが今頃から何出来るねんっ」
て言われたこともある(笑)
いや絶対今の時代言っちゃダメなヤツやん(も~ひどすぎるやろ)

ですが
最近ようやく「予防」について話したときに浮かなくなったと感じます。



まぁどんな時もねどんな環境ででも

引き続き私は相変わらずこうやって生きてヨガをやり続けよって思ってます


幸せだったら何でもOK。究極別に健康(物質的に)でなくても
幸せならいいんじゃないですかって思ってます。
だから
無理やりみんなに「健康になれ~」っていう気もさらさらないのです。
最後にこんな言葉で締めたら商売あがったりやがな~(笑)
だって本当にそう思ってるんです。
健康それが人類の幸せだなんてことは思ってないから。



でも健康になりたいって言って来て言うこと聞かない子にはお尻ぺんぺんだよ(笑)

LOVE & HAPPY

真面目な長文読んでいただきありがとうございました~

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